2016年12月21日、福井県敦賀市にある高速増殖炉もんじゅが、廃炉が正式に決定しました。運転を再開させる場合、最低8年の期間と5,400億円を超える費用が必要であることが廃炉の理由と菅官房長官が説明。福井県の西川知事は地元の理解無しに廃炉は容認できないと反発しましたが、政府が地元の意向を押し切りました。政府の計画では、廃炉には3750億円の費用が掛かり、2047年に解体が終了するとのこと。また、政府は今後も核燃料サイクルを維持する考えで、もんじゅの後継としてより実用化に近い高速炉の実証炉の開発に着手する方針です。そこで質問です。1兆円以上の国費を投じながら廃炉が決定したもんじゅ、そして後継となる高速炉の開発に着手した政策を、あなたは評価しますか?自由なご意見をお聞かせ下さい。
方向性としては間違ってはいないと思う。 核燃料サイクル自体をやめてしまえという、国力を落とそうと企んでいる輩は無視していい。 ただ、もんじゅがダメになったのも、それに関わる人がダメだったから。新たな高速炉の実用化に関わる識者、官僚が信用できるかと言ったら…またもんじゅの二の舞にならないことを望む。
「政府」といっても自公連立といういびつな「国体」の一部の利権者の私益の為の開発に過ぎない。他国で開発されたらそれを買うという方が遥かに安全で安上がり。火山列島の日本でやるべき「開発」ではない。太陽電池や蓄電の技術が日進月歩している最中に原発に拘泥していては亡国する。原発は高リスク・高コスト電源である。
あまりに稼働実績が無く今後の見通しが立たない上に維持コストも膨大であるため、もんじゅの廃炉は致し方ないと思います。後継となる高速炉の開発に関しては現時点で実績がゼロに近いためどれだけの説得力を持たせられるかが重要だと思いますが、原発に世論はあまり賛同されていない面もあり、用地問題や技術力の積み重ねの面などで後継開発もうまくいかないのではと言う気もします。
廃炉だけにかなりのお金がかかるというのに、なぜその後高速炉を開発しようとしているのかが分からない。福島第一原発事故のようなことがあったにもかかわらず、今後も原子力エネルギーを国のエネルギー政策の中心にしていこうとするのか。高速炉を開発するお金があるのなら、それ以外の喫緊の課題にお金をかけるべきだと考える。少子高齢化、待機児童、貧困格差、まだまだ先に解決しなければならない問題が沢山ある。
新たな技術革新に対する挑戦は常に必要であり、もんじゅもその一つとして位置づけられていたことは理解。しかし莫大な税金と30年にも及ぶ廃炉への道があったことに対する説明責任を政府は果たして来なかったように思える。新たな高速炉の開発では、コスト意識と説明責任という人間原理的な部分をしっかりと果たしてほしい。
もんじゅはかなり初期から上手くいってなかったようだし、長い間運転していなかったとも聞いている。廃炉を決定するのが遅すぎた様に思う。 後継の高速炉の開発をするなら、また上手くいかなかった際に、どの段階で廃炉を決定するのか、誰が判断するのか、はっきり決めてから行うべきだと思う
原子力利用のことは、とてもむずかしい問題だと思う。 私達はさんざん原子力エネルギーを使って生活をしてきたのだから、安易に原子力を悪くいうことはできないと思う。 早く代替エネルギーの現実的な利用を実現することがまず先決。
その前にもんじゅを作ったことがまず問題ですし、次の後継となる増殖炉は本当に必要か、もっと考えて欲しいです。 今の状況でも電気が賄えていますし、これ以上無駄なお金をかけて何か始めることに反対です。地元の人がお気の毒です。
間違って投票しても修正出来ない。システムの改善をお願いしたいです。
やっとら廃炉にしたのは良かった。でも、後継は要らないと思う。
まったく馬鹿げています。国民の多大なる税金を無駄にして、なお懲りずにさらなる開発に着手するという表明にはあきれます。もんじゅの廃炉には予想以上の費用がかかることは目に見えていますし、どれほどの時間がかかるのかは試算通りには必ずしもいかないでしょう。根本的な政策転換をすべきです。
何かを得るためには当然失敗もつきものであると思います。ただ、税金が使われている事を考えるとあまりにも機能しないまま、廃炉する事には素直に納得は出来ません。地元の方は作業員で景気がいい時期もあったとは思いますが、1兆円以上の国費があれば違う方法もあったと思います。国民の血税を是非無駄にしない対策を練っていただきたいです。
本当に必要なのでしょうか、と疑ってしまいます。 一度、失敗したのに、実用化に近い高速炉の開発なんて、できるのでしょうか。 廃炉にも、長い年月と費用がかかります。 言葉だけでは簡単ですが、知らない民間人が、少ない収入から税金を払っているのに、簡単に、一兆円のお金を無駄にできる神経が解りません。 本当に必要なら、もっと案を練って、着実に成功するように、いかなければならないと思います。
莫大なお金が掛かっていながら、効果が出せずトラブル続きなら存在価値が無いと思います。やはり解体するにも新しく作るのにもまた費用が掛かる事が気になります。本当に確かな安全が確保されていて国の為になるという十分な説明が必要だと思います。
責任問題という点でいえば、必ずしも現在の与党ばかりの問題ではありません。前政権が問題を先延ばしにしたことが、大きな原因となっています。新たな高速炉の開発をすることについては、基本的にはプラスに評価しています。
未発達で不確実な原子力発電に頼りすぎた結果でしょう。 解体するにしても莫大な時間と費用が掛かる。それを税金で賄うのですから理不尽な話です。 苦渋の決断となるのでしょうが、後継機を開発するのではなく脱原発の道を歩むきっかけになってほしかった。
もんじゅが廃炉という事は、自分としては仕方がないことだと思う。全然稼働してないのに予算だけを食いつぶすものになってるから。 そういう問題があるのだから高速炉に予算を付けて高速炉でもいいのかを検討する、または違う何かを検討しるのもいいのではないかと思います。
地元の理解なしに容認出来ないという知事の意見はもっともですが、そう言っていたらいつまでたっても先に進みません。押し切って計画を進める政府も乱暴ですが、そうでもしないといつまで経っても何も決まらないままなので、今回の件は政府側の対応を評価します。
15年ほど前に仕事でもんじゅ構内に行きましたが当時の思い出は構内の様子はマッタリしてピリピリ感まったく無し。廃炉は当然かと思います。 後継炉は今までの金儲けの道具と思わず本気の開発を望みたいですね。 モチロン不要な天下りが無いように。
もんじゅの稼働実績が22年でたったの250日しかないのに、なぜもっと早くに廃炉にしなかったのか疑問に思います。また高速炉の稼働が簡単に軌道に乗るとは考えられませんし、もんじゅの廃炉にも莫大な費用がかかるのにさらに新たな核燃料施設を作る政策は評価出来ません。