民進党の中では、保守的な立場で、経済政策はリフレ派で、現在の自民党安倍政権の方向性に近い政治家だと思っています。そのような中、民進党の中で力を発揮することができず、2016年の参議院選挙でも落選しました。民進党の経済政策については経済成長を前提としておらず疑問がある中、彼の経済政策は現実的な中身だと個人的には思っています。それだけに、政策を実現するための人脈、政治力が乏しかったのではないかと思います。
官僚から政治家へと転身を果たすが2003年・2005年の総選挙は落選、2009年・2010年の選挙では当選するが2016年には落選するなど、政治基盤は極めて弱い。父親が元県会議員でありながら、これほど政治基盤が弱いということは本人のリーダーシップ・カリスマ性・人間性を大いに疑わざるを得ない。民進党でありながら、外国人参政権反対・慰安婦強制を否定・靖国神社参拝容認など、保守的な信条を持っている。twitter・Facebook・ブログを活用しており、情報発信力は強い。
デフレ脱却を目指す政策の方向性は共感できる。ただ、キャリア官僚出身の二世議員というお坊ちゃん感があるのはどうしても否めない。そのために何度も選挙で失敗しているのではないだろうかと思われる。もしくは上にめぐまれていないのか。